飯田梨園について

飯田梨園がこだわっているのは単純なお話ですが「美味しい梨」を召し上がっていただくことです。和梨はバナナのように収穫してから追熟しない果物です。そのため甘さを最大限まで高めた完熟の梨を提供するため、直売所に並ぶ梨や配達用の梨はその日の朝に一番の食べ頃のものを選んで収穫しています。天候や時期により収穫の数に変動があるため、売り切れや配達までお時間をいただく場合もありますが、美味しさには自信があります。

一般的に梨の需要は夏やお盆のお供え物などで８月初旬から中旬に向けて高くなります。そのため需要が高まる時期と出荷に合わせるため、梨の果実を大きくする成長ホルモンを注入する農園も多いです。飯田梨園ではあまり商売上手な方法ではありませんが、成長ホルモンの注入は行わずに自然の太陽を浴びさせて梨を育てています。その年の天候に左右されお盆の時期に間に合わないこともありますが、出荷が遅くなったとしても長い時間の太陽を浴びて「大きく」「甘く」「みずみずしく」育った梨にこだわっています。

飯田梨園は国道５１号線沿いの千葉県四街道市吉岡で40年近く続く梨園です。家族２代で経営している地元の梨園ですが「美味しい梨を提供したい」その一心で愛情を込めて梨を育てています。家族経営の大きな農園ではないため、たくさんの流通を持っているわけではありませんが地元の方々や県外のリピーターになっていただいているファンの皆さまに支えられて日々美味しい梨を提供するために努力しています。現在は２代目の飯田伸幸が加わり、梨を使ったレシピの開発や地元の飲食店でも提供してもらえるような新しい取り組みにも挑戦をしていきます。

先代が大事に育て受け継いだ自信の土壌です。